
ある映画を観ました。
言葉解説
「シーダ・カーナ」(女性信者) →「中出し」(なかだし)を逆から読んだ
「キーカ・スーマ」 (教団幹部)→「マスかき」(ますかき) 〃
「アージミ・ラーク」(祈りの言葉)→「クラミジア」(くらみじあ) 〃
喫茶店での密談
物語は、喫茶店で男女が打ち合わせしている場面から始まります。
男と女が密談しています。
男は、スクープが欲しい雑誌記者。将来、ジャーナリストを目指しています。
女は、元ソープ嬢の宗教団体の信者。
雑誌記者からお金をもらい、団体内の情報を流しているようです。
雑誌記者は、女性信者にあることを持ち掛けています。
雑誌記者:「教祖と寝ろ
スクープが欲しい」
女性信者:「嫌だわ!!
それより今月分をちょうだい」
雑誌記者は説得しきれず、ふと外を見ました。
そこには見張りの団体幹部が4、5人。
女性信者をスパイにしていたことは完全にバレていました。
教祖現る
場面は、山の中に移ります。
雑誌記者は、穴を掘らされていました。
殺害された後に埋められる穴です。
周りには幹部と信者が取り囲んでいます。
「アージミ・ラーク、アージミ・ラーク」(祈りの言葉)
全員が祈りの言葉を発しています。
穴を掘らされていた雑誌記者は、女性信者に問いかけます。
雑誌記者:「借りていたお金をソープに返してあげたじゃないかよぉ。
おまえはそのおかげで、自由の身になれたじゃねえかよ。
恩を返してくれたって良いんじゃねえか」
幹部は、女性信者に問いかけます。
幹部:「シーダ・カーナ。そんな話は聞いてませんね」
女性信者には「シーダ・カーナ」という宗教名がついています。
女性信者は答えます。
女性信者:「それは事実です。
キーカ・スーマ。私が救われたのは、あなたのおかげです。」
幹部には「キーカ・スーマ」という宗教名がつけられていました。
雑誌記者:「おまえら、やっちまったのか…」
…と、そこへガリガリに痩せた男が裸体で連れてこられます。
なんと、連れてこられた男は教祖でした。
教祖:「俺は教祖だぞ!」
幹部:「教義に反している…」
教祖もスコップを渡され、穴を掘るように促されます。
「アージミ・ラーク、アージミ・ラーク」(祈りの言葉)
周りの幹部や信者は祈りの言葉を続けます。
教祖:「シーダ・カーナ。
あんなに、よがっていたじゃねえか」
女性信者:「あなたは教義に反した」
すべてウソ!
教祖:「アハハ、教義に反しただと?!
すべてウソじゃ」
一同:「えっ?」
教祖:「すべて逆から読んでみろ。
女性信者の名前「シーダ・カーナ」→中出し
幹部の名前「キーカ・スーマ」→マスかき
祈りの言葉「アージミ・ラーク」→クラミジア
どうじゃ!!」
幹部:「私は信じない!
アージミ・ラーク」
教祖、幹部、雑誌記者:「…で、誰のが一番大きかった?」
3人はそれぞれが、女性信者と密会していたのでした。
幹部:「アージミ・ラーク」
他の信者は、祈りの言葉と信じていたものが、「クラミジア」を逆から読んだものと知り、もう祈りの言葉を発しません。
祈るのは幹部だけです。
一瞬の沈黙が流れます。
女性信者は、手元にあった機関銃で全員を打ちまくります。
ダダダダダッ!!!!
感想
動画を文字にしたので分かりにくかったと思います。
私が書きたかったのは、宗教の良し悪しや批判ではありません。
本当に信じていたものがウソと分かった時の人の心情についてです。
幹部のは、いい加減な教えだったと分かった後でも、幹部の地位を守るため、祈りの言葉を発します。
女性信者は救いを求めていた教義がすべてウソだと分かり絶望感を覚え、教祖、幹部を含め全員を射殺してしまいます。
そんな裏に秘めた心情もあり、
「シーダ・カーナ」 →「中出し」(なかだし)を逆から読んだ
「キーカ・スーマ」 →「マスかき」(ますかき) 〃
「アージミ・ラーク」→「クラミジア」(くらみじあ) 〃
圧倒的などんでん返しに思わずニヤリとしてしまいました。
映画:「あの娘の神様」
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