歩道橋から見る満月・ふたたび

昨日、私のブログを当初から応援してくださっている方から連絡がありました。

「婚外が終わるとき」の過去ブログ「同じ」で、私のブログのことを書いているのではないかということです。

普段、他の方のブログはあまり読みませんが、あらためて読んでみました。

「卵さん」「歩道橋からの満月」。

「価値観や、感動をするポイントが近いお相手って、なかなかいませんね。」

同じ気持ちをお持ちの方がいることを大変うれしく思っております。

目に浮かぶ風景

寒い冬の凛とした空気の中、歩道橋から見える満月は、とても綺麗で印象的でした。

帰りの駅に向かう道すがら。暗闇の中にこうこうと輝いている満月。

別々の所に帰りたくないという気持ちと、楽しかった時間を思い起こしながら帰路についたのを覚えています。

今でも歩道橋から月が見えると、「あの時は寒かったね。でも、綺麗だった」と話したりします。

思い出は貴重です。

価値観が同じ相手だから思い出になるのでしょう。

思い出はふたりの糧に

歩道橋から見える満月や2度の旅行。ブログで書ききれていない様々なことがありました。

適度な距離感を保とうとして心を鬼にしたこともありました。

相談を持ち掛けられ、真剣に考え考え抜いたこともありました。

切なかったことや嬉しかったこと、楽しかったこと。

どれもこれも、ふたりだけの思い出です。

思い出は感性が同じ者同士にしか共有できません。

そんな思い出を共有できるパートナーに出会えたことは、神様からの贈り物といっても過言ではありません。

最初から

今は言うことはなくなりましたが、「最初から一緒だったら良かったのにね」。

時々、お互いにそう話していました。

今は、その代わりといっては変ですが、彼女が妄想話を言うようになりました。

「あなたと私が小さい頃から田舎に住んでいるの。あなたが東京に就職した後、田舎に帰ってきて、私を奪って東京に戻る。…どう思う?」

私も聞かれて困ってしまいます。

「小さい頃から、許嫁(いいなずけ)っていう方がスムーズなんじゃないかな?」

私が答えると、「あっ、そうだねぇ」。

ふたりで大笑いです。

今の関係は、私が既婚、彼女は独身。

ずっと時間を共有していたい。でも、私が思ったようには進んでいません。

「歩道橋から見る満月」を書いた時と同じスタンス。

「どんな形になろうとも会えることが大切。
 だって、ふたりは唯一無二のパートナーだから」

ふたりとも、このことに変わりはありません。

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