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私は67歳です。
同年代の彼女がいます。
穏やかな関係です。
触れれば安心し、
目を合わせれば通じる時間があります。
それでも――
若い肌に惹かれます。
正直に言えば、
張りのある腕、柔らかな首筋、
未来を感じさせる匂い。
ああ、若い肌にまだ触れられるだろうか。
相手にされるのは、今のうちなのではないか。
そんな思いが、ふと胸をよぎります。
これは承認欲求ではありません。
体の欲望です。
若い肌に触れてみたい。
ただ、それだけです。
けれど同時に、
怖さもあります。
相手の性生活は分からない。
性病のリスクもある。
そして何より――
彼女と交わるとき、
自分の心が曇らないか。
そこが、引っかかる。
若い肌を得られなかった未来と、
若い肌を得て罪悪感を抱える未来。
どちらが自分らしいか。
考えてみると、
悶々としている自分の方が、
案外、安心して日々を過ごせるのかもしれません。
欲望は消えません。
消すつもりもありません。
今はただ、
若い肌を考えないと決める夜もある。
その夜の静けさも、
また、私の人生なのだと思います。
若い肌に惹かれる自分も、
彼女の肌に安らぐ自分も、
どちらも本当です。
その間で揺れることを、
今は、否定せずにいたいと思います。
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