精液を飲むと美容や健康にいい?|彼女に聞かれて調べてみた

※このブログでは、60代の私が、これまでの生き方・日常・身体・性などについて、正直な言葉で綴っています。

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ある日、彼女と他愛のない話をしていたときのことです。

彼女が、ふと思い出したように聞いてきました。

「ねえ、精液って飲むと美容にいいって、本当なの?」

少しドキッとする質問です。

でも、そう言われてみると、私もきちんと答えられません。

精液にはタンパク質がある。

美容にいい。

飲むと健康にいい。

そんな話をどこかで聞いたことはあります。

でも、本当なのでしょうか。

ちなみに彼女には、飲んだ経験があります。

だからこそ、単なる興味本位ではなく、

「実際のところ、体にはどうなんだろう?」

と気になったようです。

私も知りたくなり、少し調べてみることにしました。

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そもそも精液は何でできている?

精液というと、精子そのもののように思いがちですが、実際には精子だけでできているわけではありません。

大部分を占めるのは「精漿(せいしょう)」と呼ばれる液体です。

そこには、精子の働きを支えるさまざまな成分が含まれています。

タンパク質なども含まれています。

ここだけ聞くと、

「やっぱり体にいいんじゃない?」

と思いたくなります。

でも、何かの栄養素が含まれていることと、それを摂取することで美容や健康に効果があることは、まったく別の話です。

美容や健康にいいの?

彼女が一番知りたかったのは、ここでした。

調べた限り、精液を飲むことで肌がきれいになったり、健康になったりすることを裏付ける確かな医学的根拠は見当たりません。

「タンパク質が入っているなら美容にいいのでは?」

と思うかもしれません。

でも、タンパク質を摂ることが目的なら、普通の食事から摂ればいいわけです。

「じゃあ、美容のためにわざわざ飲む必要はないってことだね」

彼女とそんな話になりました。

少なくとも、

「美容にいいから飲んだほうがいい」

という話ではなさそうです。

どうして「体にいい」という話が広まったのだろう

では、なぜこんな話があるのでしょう。

精液にはさまざまな物質が含まれているため、その一部だけが取り上げられ、

「こんな成分が入っている」

「だから体にいい」

と話が広がっていった面もあるのかもしれません。

また過去には、性交と気分・心理状態との関連を調べた研究が話題になったこともあります。

しかし、こうした研究から、

「精液を飲めば気分が良くなる」
「飲むと健康になる」

と結論づけることはできません。

ここは分けて考えたほうがよさそうです。

むしろ知っておきたいこと

美容効果よりも、私たちが知っておいたほうがいいと思ったことがあります。

それは、オーラルセックスでも性感染症に感染する可能性があることです。

口や喉への感染を含め、性感染症によってリスクは異なります。

ですから、

「飲まなければ大丈夫」

と単純に考えられるものでもありません。

相手の感染状況が分からない場合などには、コンドームなどのバリアを使うことでリスクを下げられます。

年齢に関係なく、知っておきたいことだと思います。

精液でアレルギーが起きることもある

もう一つ、私が調べていて意外だったことがあります。

まれですが、精液そのものというより、精漿に含まれるタンパク質に対してアレルギー反応を起こす「精漿過敏症」という症状があるようです。

局所のかゆみや腫れなどから、まれには全身性の症状が起こることも報告されています。

「そんなこともあるんだね」

彼女も驚いていました。

もし精液に触れたあと、毎回のように強いかゆみや腫れ、息苦しさなどが出るのであれば、「そういう体質だから」と我慢せず、医療機関に相談したほうがいいでしょう。

大切なのは「体にいいから」ではなく

彼女との話は、

「精液を飲むと美容にいいの?」

という、ちょっと刺激的な質問から始まりました。

でも調べてみると、私には別のことのほうが大切に思えてきました。

飲みたいと思う人もいるでしょう。

抵抗がある人もいるでしょう。

パートナーが喜ぶなら、と受け入れる人もいるかもしれません。

でも、

「美容にいいから」
「健康にいいから」
「相手が望んでいるから」

という理由で、嫌なことを無理にする必要はありません。

大切なのは、お互いが納得していること。

そして、必要なリスクについて知っていること。

彼女の何気ない一言から始まった話でしたが、

「なんとなく聞いたことがある」

と、

「本当にそうなのか」

は、ずいぶん違うものだと思いました。

大人になった今だからこそ、性についても、噂ではなく知ったうえで楽しみたい。

そんなことを彼女と話した一日でした。

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