それって飲むと体にいいの?

※このブログでは、60代の私が、日常・身体・性・人との距離について、正直な言葉で綴っています。

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ある日、彼女と他愛のない話をしていたときのことです。

テレビやネットで見かけたらしい話題を、ふと投げかけてきました。

「ねえ、精液って飲むと美容にいいって、本当なの?」

少しドキッとする質問でしたが、同時に「ちゃんと知っておいた方がいい話だな」とも思いました。

大人の女性同士、あるいはパートナーとの会話でも、実は意外と知らないまま流されている話題かもしれません。

ちなみに彼女は飲んだことがあります。

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そもそも精液って何でできているの?

さっそく私はネットで調べてみました。

精液は、精子と精漿(せいしょう)という液体成分でできています。

精子は全体の1〜5%ほどで、ほとんどは精漿です。

この精漿には、精子を運ぶための栄養分や、活動を助ける成分が含まれています。

タンパク質やアミノ酸が含まれている、と聞くと「体に良さそう」と感じるのも無理はありません。

さらに、ストレスや気分に関係するホルモンの名前が挙げられることもあり、話だけ聞くと“健康食品”のように思えてしまうのです。

美容や健康にいい、は本当?

彼女が一番気にしていたのは、ここでした。

結論から言うと、美容や健康に良いという医学的な証拠はありません

研究によると、1回の射精に含まれるタンパク質量は0.1〜0.3グラム程度。

卵1個に約7グラムのタンパク質が含まれていることを考えると、栄養目的としては効率が良いとは言えません。

「じゃあ、わざわざ美容のために飲む必要はないよね」

彼女も、少し拍子抜けしたように笑っていました。

「体にいい」と言われる理由の正体

「精液は体にいい」と言われる背景には、
コンドームを使わないセックスとうつ症状の関係を調べた研究が影響しています。

「コンドームを使用しない性交によって、うつ病のリスクが低下する可能性がある」という結果が報告されています。

ただし、この研究は
・精液を飲むこと
・オーラルセックス
の効果を示したものではありません。

つまり、「飲めば元気になる」という話とは、まったく別物のようです。

知っておきたい2つのリスク

ここからは、少し大切な話です。

記事の中でもかなり強調されていました。

性感染症のリスク

オーラルセックスでも、性感染症はうつります。

梅毒やHIVなど、年齢を重ねてからでも無関係ではありません。

大事なのは、
飲み込むか吐き出すかでリスクはほとんど変わらないという点。

「飲まなければ安全」というわけではないのです。

精液アレルギーという可能性

とても稀ですが、精液に対してアレルギー反応を起こす人がいます。

痛み、かゆみ、腫れ、ひどい場合は呼吸困難を起こすこともあります。

「そんなこともあるんだ…」
彼女は少し真顔になりました。

大人の女性だからこそ、大切にしたいこと

この話をしていて、私たちが一番感じたのはここです。

精液を飲むことは、
・女性が「してあげる」もの
・男性が「喜ぶ」もの
として語られがちです。

でも本当は、自分がどう感じるかが一番大事

「嫌だな」「不安だな」と思う気持ちを、我慢する必要はありません。

大切なのは、お互いに安心して行為を楽しめること。

30代、40代、50代、60代。
経験を重ねた今だからこそ、
“なんとなく”ではなく、“納得して楽しむ”セックスを大切にしたいものです。

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