
「こんな記事があるよ」
以前、私のブログを読んでくださっている方から、ひとつの記事を教えていただきました。
ライブドアブログ『婚外が終わるとき』に書かれていた、男女の「相性」についての記事です。

女性の立場から書かれた文章を読んでいると、男の私には気づかなかったことに出会うことがあります。
今回、特に心に残ったのが、
「こうしたい、してもらいたいということを、口に出して言える相手だった」
という話でした。
私は以前から「体の相性」について何度か書いてきました。
そして、自分なりにたどり着いた答えは、
「肌感覚が合うこと」
でした。
でも、この記事を読んで改めて考えました。
体の相性というのは、それだけではないのかもしれません。
触れたときに分かるもの
彼女と抱き合ったとき、
「気持ちいいな」
と思うことがあります。
胸と胸を合わせる。
腕を回す。
身体の重さを少し預け合う。
ただそれだけです。
それなのに、しっくりくる。
これは理屈では説明しにくいものです。
彼女とは、初めて結ばれた頃からそんな感覚がありました。
もちろん、身体そのものの相性もあるのでしょう。
でも今になって思えば、
「この人に触れたい」
「この人に触れられたい」
という気持ちがあったからこそ、肌の感覚まで心地よく感じられたのかもしれません。
身体だけが先にあるわけではない。
心と身体は、思っている以上につながっているのでしょう。
男はどうしても「形」を気にする
かつて私は、体の相性というものを、もっと単純に考えていました。
男ですから、自分の身体について気にしたこともあります。
大きい方がいいのだろうか。
硬い方がいいのだろうか。
そんなことを考えた時期もありました。
思春期以降、男性はどうしても自分の「凸」の部分を意識します。
けれど、長く女性と付き合ってきて思うのは、それだけで相性が決まるわけではないということです。
少なくとも、私と彼女の間で、
「大きさがどう」
「硬さがどう」
という話をしたことは、ほとんどありません。
それよりも大切なのは、
相手がどう感じているのか。
そこに気づけることなのだと思います。
「どう?」と聞ける関係
彼女との時間の中で、私はときどき尋ねます。
「どう?」
短い言葉です。
彼女も、
「いいよ」
と言うこともあれば、
もう少しこうしてほしいということを伝えてくれることもあります。
長く付き合っているから、何も言わなくても全部分かる。
そんなことはありません。
17年付き合っていても、相手の身体も気持ちも、自分とは別のものです。
その日の体調も違います。
気分だって違います。
昨日よかったことが、今日も同じとは限りません。
だから、
聞く。
答える。
それに合わせる。
考えてみれば、とても普通のコミュニケーションです。
でも、身体を重ねるときにも、これは大切なことなのだと思います。
言える相手であること
『婚外が終わるとき』の記事にあった、
「こうしたい、してもらいたいことを口に出して言える」
という関係。
私は、この言葉がとても印象に残りました。
考えてみれば、それはセックスの技術の話ではありません。
信頼の話です。
恥ずかしいことも言える。
嫌なことは嫌と言える。
こうしてほしいと言える。
そして、それを相手が受け止めてくれる。
そんな関係ができて初めて、身体も安心して相手に預けられるのかもしれません。
体の相性は、二人で育てるものなのかもしれない
以前の私は、
「体の相性がいい二人」
というのは、最初から身体がぴったり合う男女なのだと思っていました。
確かに、最初から感じるものもあります。
彼女と抱き合ったときの肌感覚は、今でも私にとって大切なものです。
でも、長く付き合ってきた今は少し考えが変わりました。
体の相性は、最初から決まっているものだけではない。
相手の反応を知る。
自分の気持ちを伝える。
相手の言葉を聞く。
そして、また触れ合う。
そんなことを繰り返しながら、二人で育てていく部分もあるのではないでしょうか。
縁があって出会った二人です。
いつまでこの関係を続けられるのかは分かりません。
でも、
「好き」
という気持ちだけではなく、
「どう?」
と聞けること。
そして彼女が、自分の気持ちを私に伝えてくれること。
そんな小さなやり取りを、これからも大切にしたいと思っています。
長く付き合うと、相手の身体への感じ方も変わっていきます。「慣れること」と「飽きること」は同じなのか。私自身の気持ちを書いています。
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