恋が終わっても、人はなぜ恋を探すのか

※このブログでは、60代の私が、これまでの生き方・日常・身体・性などについて、正直な言葉で綴っています。

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「もう二度と恋はしない。」

恋が終わった直後は、多くの人がそう思います。

私も最初の彼女との恋が終わったときは、そう思いました。

楽しかった思い出もあります。

でも、振り返ると、楽しかった時間よりも、苦しかった時間の方が多かったように思います。

涙を流し、

苦しみ、

後悔し、

「もうこんな思いはしたくない」と誓う。

それでも、しばらくすると、人はまた誰かに惹かれてしまう。

なぜなのでしょう。

今回は、道ならぬ恋を経験した一人として、その理由を考えてみたいと思います。

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恋が恋を呼ぶわけではない

恋が忘れられないから恋をするのではありません。

寂しいからだけでもありません。

人は一度、本気で誰かを愛すると、

「人を愛する喜び」

を知ってしまいます。

その喜びを知ってしまうと、

心のどこかで、もう一度その温もりを求めるようになるのです。

心の居場所を失うから

長く続いた恋ほど、

毎日のメール。

会う約束。

「おはよう」

「おやすみ」

そんな何気ない日常が当たり前になります。

恋が終わるということは、

恋人を失うだけではありません。

心の拠り所を失うことでもあります。

その空白は、とても大きいのです。

私も最初の彼女と別れた後は、本当につらかった。

毎日続けていたメールを送る相手が、もういません。

何度、「もう一度メールを送ろう」と思ったことでしょう。

それでも、

「これが別れるということなんだ」

と自分に言い聞かせたことを、今でも覚えています。

人は愛されたい生き物

年齢を重ねても、

「必要とされたい」

「愛されたい」

という気持ちはなくなりません。

むしろ年齢を重ねるほど、

外見ではなく、

自分という存在そのものを受け入れてくれる人を求めるようになります。

彼女と別れたあと、私は家庭へ戻りました。

けれど、そこには私の心が安らぐ場所はありませんでした。

意思疎通のできない配偶者。

会話のない毎日。

心の支えを失った私は、再び心を寄せられる相手を求めていたのかもしれません。

そして、そのとき出会ったのが、今の彼女でした。

恋とは始まってしまうもの

誰でも恋を繰り返したいわけではありません。

ましてや、婚姻外の恋です。

苦しみも知っています。

涙も知っています。

それでも、

「この人なら」

と思える人に出会ってしまう。

恋とは、

探すものではなく、

始まってしまうものなのだと思います。

終わった恋があったからこそ、

今の恋があります。

そして今は、

恋とは相手を手に入れることではなく、

人生を少しだけ豊かにしてくれる時間なのだと思うようになりました。

だから人は、

恋が終わっても、

もう一度、人を好きになるのでしょう。

それは、前の恋を忘れるためではありません。

人を愛する喜びを知ってしまったから。

私は、そう思っています。

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