今思うこと

私は既に60代後半です。
これまでの人生で、二度の道ならぬ恋を経験しました。
一度は終わり、もう一度は今も続いています。

若い頃は、
「正しいか、間違っているか」
そんな二択で物事を考えていました。

でも、この歳になると、
世の中はそんなに単純ではないと、嫌でも分かってきます。


なぜ、恋は必要だったのか

よく聞かれます。
「家庭があるのに、なぜ恋をしたのか」と。

答えは、
刺激が欲しかったからでも、
性欲が強かったからでもありません。

息ができる場所が欲しかった。
ただ、それだけだったのだと思います。

家庭を壊したいわけではない。
でも、心が完全に閉じたまま生き続けることもできなかった。

誰かと、
自分の言葉で話し、
自分の感情を受け止めてもらえる場所が、
どうしても必要だったのです。


婚外恋愛は、逃げだったのか

「それは逃げだ」と言われれば、
否定はできません。

でも、
壊れかけた心を守るための退避
だったとも思っています。

もしあの時、
誰ともつながらず、
誰にも触れず、
誰にも弱音を吐けなかったら、

私は今、
もっと歪んだ人間になっていたかもしれません。


恋が教えてくれたもの

道ならぬ恋は、
決して誇れるものではありません。

でも、
そこから学んだことは、確かにあります。

・人は、簡単には割り切れない
・正しさだけでは、人は生きられない
・触れ合うことには、思っている以上に力がある
・そして、人は孤独に弱い

これらは、
本や理屈では分からなかったことです。


今の私の立ち位置

私は、
道ならぬ恋を肯定しません。

同時に、
一概に否定もしません。

それぞれの事情があり、
それぞれの苦しさがあり、
それぞれが選んだ結果だからです。

ただ一つ言えるのは、
軽い気持ちで踏み込む世界ではない
ということ。

感情は、
思っている以上に深く残ります。


それでも、後悔はしていない

「後悔はありますか?」
と聞かれたら、少し考えます。

傷つけた人がいないと言えば嘘になります。
自分自身も、何度も迷いました。

でも、
この経験がなければ、今の私はいない。

そう思える今がある以上、
すべてを否定することはできません。


これから書いていきたいこと

これからは、
刺激的な話もそうですが、

  • ふとした日常
  • 彼女との静かな時間
  • 年を重ねて変わってきた感情
  • 男として、人としての気づき

そんなものも書いていきたいと思っています。

道ならぬ恋をしてきた一人の男の、
後日談のようなブログです。

もし、
同じように迷いながら生きている人がいたら、
「こんな生き方もある」と、
そっと伝えられたら、それで十分です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました