顔を見るだけでいいと思った再開デート。
会えなかった期間、お互いに体調の不調で苦しんでいました。
いとおしさがこみ上げます。

浴室から最初に出たのは、わたし。
以前から私が先に出るのが、ふたりのお作法です。
忘れてたBGM
ベッドで彼女が来るのを待ちます。
彼女がガウンを羽織って戻ってきました。
なつかしさで熱烈キスを…と思っていると、
彼女がベッドのBGMボタンを操作し始めました。
BGMをかけるのを忘れていました。
それがふたりの流儀でした。
BGMの中でのメイク・ラブ。
クラシックの時もあれば、オルゴールの時もあります。
その日はオルゴール。
セカンドバージン
軽やかなオルゴールの中、久しぶりにキスをします。
思いもよらなかった彼女との再開。
丁寧に愛おしく愛撫します。
3年間会っていなかったふたりです。
彼女も久しぶりなはず。
「入るかな」
私がつぶやきます。
彼女の股間の湿り具合をたしかめます。
すでに受け入れられるほどに濡れていました。
彼女に股を閉じてもらい、股と秘所の合わせ目に、上からペニスを挿入します。
素股の状態です。
合わせ目を私のモノでこすります。
「これなら痛くないわ」
彼女に入っていないのに、彼女は感じ始めました。
「あっ、ああっっ…」
軽くこすっているうちに、彼女の中にツルンと入ってしまいました。
「あっ、入っちゃった」
私がつぶやくと彼女は、
「うん。入った」
そのままで、しばらく抱擁しました。
「今日はここまでね」と私。
今日は会うだけで良いと思っていた私です。
久しぶりの彼女には負担になるはず。
すると彼女。
「感じてきたから、最後までできそう」
「大丈夫?」
「うん。して。」
最後まで
正常位に移って、彼女の様子を見ながら、ゆっくり挿入。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫…。
あっ、アアん…」
彼女は感じているようです。
気を使いながらのピストン運動。ゆっくり、ゆっくりです。
「ああっ、イキそう」
彼女は果ててしまいました。
私も我慢できなくなってきました。
やさしく腰を使っていたのに、おもわず激しく腰をふってフィニッシュです。
「イクよ…。うっ!」
そのまま彼女に倒れかかり、すべての体重をのせました。
しばらくは、その体勢のまま余韻を楽しみます。
セカンドバージン喪失の感想
久しぶりの合体だったので彼女の様子が気になって
当日、彼女にメールしました。
「大丈夫だった?」
「うん、今のところ大丈夫そう」
でも、後で聞くと、翌日は入り口がちょっとヒリヒリしていたそうです。
コロナ禍後の、私たちのつき合いの再開です。
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