
私は「閉じないうちに2度目のデート」という記事を書きました。
これは「物理的に閉じないうちに」という意味もありますが、「気持ちが閉じないうちに」という意味もあります。
もし、そう感じられないとしたら、私の記述力の至らなさだと思います。
もっと研鑽を積まないといけません。
もともと加齢による膣の委縮があるうえに、3年間のコロナ禍での会えない日々が続きました。
3年間のブランクは、私たちにとって予期せぬものであり、デートの再開はこの上ない喜びでもありました。
でも、ふたりとも「膣委縮が進んでいるのではないか」という危機感も持っていました。
合体できた時の喜びは感動すべきものでした。
お互いにメンタルも身体も「閉じないうちに」と、次のデートの予定を入れたものでした。
膣の委縮
閉経になると、月経があったころに比べると女性ホルモンであるエストロゲンが低下します。このことにより女性性器委縮が生じます。
女性性器は一般的に生殖に必要な臓器であるため、生殖年齢が過ぎると自然に退化するようになっていると思われます。しかしながら、女性性器である膣や外陰部は、機能性を維持しなければならない尿道や肛門に近い臓器であるため、可能であれば機能が維持されることが望ましいように思われます。
女性は閉経後、膣委縮が始まります。
しかし、頻繁に愛の行為をしている人は、委縮の程度が少ないとも聞きます。
私たちも彼女が50歳半ばになった頃から、膣の委縮を感じ始めていました。
ある日、愛の営みの時に、彼女がこう告げました。
「大きくなったんじゃない?」
当時は私も、60歳になったばかりです。
大きくなるはずがありません。
調べていくと「膣委縮」という言葉に行きつきました。
潤滑剤の使用
お互いにネットで検索しました。
膣委縮が起きても、愛の行為に「挿入」は大切です。
まだ間に合うはず。その思いで調べました。
「婦人科に行った方がいいかなぁ」
彼女は心配していました。
私は「潤滑剤」の使用を提案しました。
そして、ネットで調べて、薬局に買いに行きました。
デリケートゾーン専用のジェルです。
充実感
次のデートの時に使ってみました。
彼女の秘所に塗って、私にも塗って。
盛り上がっている中での行為の中断はありますが、愛し合う二人にはあまり関係はありません。
むしろ、スムーズで気持ち良いセックスの方が優先です。
挿入はスムーズでした。
特に、コロナ禍での中断後のセックスでは、合体できた幸せに包まれました。
そして、ふたりで果てた後のピロートークは幸せそのものでした。
今でも私たちには、潤滑剤は必要なものです。
セックスにひと手間かかるようになりましたが、ふたりの愛情に変わりはありません。
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