若くはない。でも、ちゃんと恋してる

※このブログでは、60代の私が、日常・身体・性・人との距離について、正直な言葉で綴っています。

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気がつけば、ふたりとも60歳を超えていました。

若い人から見れば、「おじいさんとおばあさんの恋」と映るかもしれません。

当人同士は、そんなふうには感じていません。

気持ちは若く、見た目はそれなりに――そんなバランスです。

彼女はこまめに美容院へ通い、私は身だしなみを整えています。

そして、ふたりとも体型は大きく崩れていません。

彼女はスイミング、私はジム。

健康への意識だけは、なかなかのものだと思っています。

街ですれ違えば、少し若々しい高齢者夫婦。

そんなふうに見えているかもしれません。

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デート

私たちのデートは、駅で待ち合わせた瞬間から始まります。

会うまでに交わしていたメールの続きや、近況のあれこれを、ホテルまで歩きながら話します。

他の人が気にならない、歩きながらの会話のほうが、自然体でいられるのです。

ホテルでの過ごし方

ホテルでの過ごし方は、コロナ前と後で少し変わりました。

以前は

以前は、湯船にお湯を張りながら、
彼女が買ってきたサンドイッチをつまみ、ゆっくり会話を楽しんでいました。

自然と心も体もほぐれてから、一緒にお風呂へ――そんな流れでした。

今では

今は、ソファに腰かけて静かに話す時間から始まります。

サンドイッチは食べず、会話と入浴、
そしてふたりの時間へ。

彼女がグルテンフリーを意識するようになり、私もそれに合わせました。

健康の話題で意見が合うのは、長く続いている理由のひとつかもしれません。

ふたりの時間

年齢を重ねると、すべてが「丁寧」になります。

触れ方も、間の取り方も、相手の呼吸を確かめるように。

急がず、求めすぎず、でも確かに通じ合う。

ソフトに丁寧に。なんども円を描くように。

ひとつになった後は、ゆっくり奥に押し込むようなイメージ。

そして最後は彼女の奥底で、彼女は私を感じ取り、私は私のすべてを彼女に注ぎ込んでしまう。

そんな時間の中で、彼女の反応が伝わってくると、自然とこちらの気持ちも満たされていきます。

若い頃には知らなかった、静かで深い満足感。

相手が彼女だからこそ、辿り着けた場所だと思っています。

帰り道

帰り道は、穏やかな余韻を抱えたまま駅へ向かいます。

「やっぱり、こういう時間って大事だよね。体にも心にも」

そう言うと、彼女は笑ってうなずきます。

「ホルモンバランスにもいいと思うわ」

会話の内容は、すっかり60代らしい。

でも、そのやりとりが、なんだか心地いいのです。

年齢を重ねたからこそ味わえる、
静かで、楽しいデート。

それが、今の私たちです。

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