私は既婚の60歳代男性です。
40歳代と50歳代の2回、道ならぬ恋を経験しています。
一人目の彼女とはツラい別れを経験しました。二人目の彼女とは現在もお付き合いを続けています。
これから話すのは、一人目の彼女。恵(けい)の話に戻ります。
恵とは、40代で出会い、東京⇔大阪でお付き合いをしていました。
恵からメールが来ました。
「東京に行きたいんだけど、良い?」
「えっ?」私は驚きました。
内心では「無理してこなくても…」と思いましたが、断ることはできません。
「いいよ」と返信しながら、少し複雑な気持ちでした。
羽田空港へ到着

恵は、飛行機を使って東京に来ました。一泊二日の予定です。
私は大阪に行くときは新幹線を使っていたので、少し驚きました。
羽田空港の出入り口で待っていると、恵がニコニコしながら出てきます。
「お疲れ様」と私。
「ありがとう」と恵。
「伊丹空港までどうやって出たの?」
私が聞くと、「伊丹空港まで車で行った。」と答えます。
メールでは聞いていましたが、もう一度聞いてみます。
「遠くなかった?」
「ううん。新幹線で来るよりも飛行機の方が早いの」関西弁なまりの標準語で答えます。
ホテルは浜松町に取ってあるようです。
モノレールに乗って、浜松町のホテルへ向かいます。
夕食
「お腹すいてない?」
私が聞くと、恵は答えます。
「空いたよ。なんか食べたい」
浜松町駅近の鶏料理屋さんに入りました。
おしゃれな造りの割には客は少な目でした。
ふたりでビールを頼みました。
「かんぱ~い」
恵と初めて乾杯しました。
鶏料理をつつきながら、たわいのないことを話していました。
すると、「ブルブルブル…」。
携帯電話が振動します。
見ると配偶者からです。
以前、お泊まり旅行の時に、うかつにも電話に出てケンカになったことがありました。
無視です。
でも、女の勘は恐ろしいものです。配偶者には虫の知らせがあるようです。
せっかくの美味しい夕食が台無しです。
ちょっとよそよそしさを感じながら、ホテルへ戻ります。
セックス
部屋に入ると、ほろ酔い気分でキスをしました。
甘い甘い、とろけるようなキスです。
「あはぁっ…」
恵の口から喘ぎ声がもれます。
恵の上着を脱がせて、まだ抱き合います。
さっきより恵の温もりが感じられます。
ギュ~ッと抱きしめながら、恵の口に舌を差し入れます。
舌のからめあいです。
ひととおりキスを堪能した後、私は上半身裸になりました。
そして、恵の上半身もあらわにします。
そのままベッドに倒れこみました。
恵の胸のふくらみと温もりが感じられます。
恵の胸を愛撫すると、悦びの声を出し続けます。
「ああっっ…」
私は恵のパンティの中に手を入れます。
そして、中指で恵の割れ目をなぞると、泉があふれています。
「あっ、ああっっ」恵の声は大きくなっていきます。
指を膣口に入れると、腰を振ってきます。
キスで口をふさぎながら、右手で恵の蜜壺を愛撫していきます。
私も我慢できません。
ふたりとも生まれたままの姿になりました。
私は持ってきたコンドームをつけます。
恵の脚を開いて、ゆっくり挿入です。
ググググッ…。奥まで入りました。
「アアッッ…」恵は私の背中をきつく抱きしめて、悦びます。
ふたりはすでに、本能に支配された男と女です。
私の動きに合わせて、恵は声を出します。
「あっ、あっ、あっ、あっ…」
私はたまらず、恵に告げます。
「恵、イクよ。イッテもいいか?」
「うん、いいよ。」
「うっ、イクっ!」
恵の中で果ててしまいました。
ふと静寂のとき。
私が聞きます。
「恵、イッタか?」
「うん。イッタよ」
私が気づかない間にイッテいたようです。
「よかった」安心しました。
帰宅
終わった後のけだるい中。
「泊まっていかないの?」
「ごめん。泊まれないんだ」
恵は私が泊っていくと思っていたようでした。
配偶者には恵のことは知られてはいけない。
いつもと違う行動をとると疑われます。
夕食時に電話までしてくる配偶者です。
女の勘は、あなどれません。
翌日、恵は帰ります。
希望をかなえたいのですが、油断は禁物です。
なんとか恵を説得して、翌朝、来ることを告げました。
翌日は鎌倉へ行く予定です。
(つづく)
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