
昨日、彼女とデートをしてきました。(2024年12月)
セックスの最中に、ふと気づく「見えている光景」。
それは、男と女とではまったく違うものなのだと思います。
私は彼女に挿入したまま、上から彼女を見ています。
彼女は脚をホールドされた状態で、下から私を見上げています。
この視線の違いが、
征服欲を満たす側と、満たされる側――
そんな役割の感覚を生むのかもしれません。
待ち合わせ
待ち合わせは、駅構内にある本屋さん。
駅に着くとお互いに連絡を入れますが、たいてい私のほうが先に到着し、彼女を待つことになります。
しばらくすると、見慣れた顔がこちらに近づいてくる。
「寒いね」
「ほんと、寒いわね」
本屋さんの中は暖かく、冬の寒さの中の小さなオアシスです。
ホテルへ
ホテルへ向かう道すがらでは、メールでやりとりしていた内容が自然と話題になります。
「お子さん、どう?」
そんな話から、完全にプライベートなことまで。
会話の内容は、ほとんど夫婦のそれに近いものです。
年末のホテル(2024年12月)
年末にホテルを利用するのは初めてでした。
お互いに仕事を持っているため、これまで年末年始のデートは避けてきました。
「混んでいるかなぁ」
そう思っていましたが、意外にも空いていました。
しかも、私の好みの川沿いの部屋。
思わず、胸をなでおろしました。
早めに切り上げよう
部屋に入ると、まずはハグ。
彼女は少し喉がいがらっぽそうで、鼻風邪気味のようです。
私は湯船にお湯を張る係。
こうした役割分担も、いつの間にか決まっています。
「大丈夫? 今日はお話しだけでもいいよ」
体調が気になります。
「ううん、大丈夫。今夜しっかり眠れば、きっと良くなるわ」
前回、体調不良でデートを中止したことを、彼女なりに気にしているようでした。
それでも、私は心の中で決めていました。
――今日は、早めに切り上げよう。
初めての69(シックスナイン)
私が先にお風呂を出ると、すでにBGMがセットされていました。
ジャズ調の、落ち着いた曲。
「これなら童謡は流れないね」
思わず苦笑します。
以前、BGMで童謡が流れてしまい、前職で関わった子どもたちの顔が頭をよぎったそうです。
それ以来、BGMは彼女の担当になりました。
彼女がお風呂から戻り、最近続けているスローセックスへ。
ゆっくり、丁寧に全身を愛撫していきます。
最後には息も絶え絶えになり、そしてお約束のクンニ。
この日は、初めて69(シックスナイン)を試しました。
私が上になる形です。
……悪くない、かもしれません。
初めての対面座位
そして、合体。
私は上から、ゆっくりと、深く入れていきます。
奥まで届いたあとは、彼女の膣壁が絡みつく感覚を味わいながら、しばらく動きません。
その感覚が落ち着いてから、静かに動き始めます。
互いの顔を正面から見つめ合ったあと、次の体位へ。
昨日は、初めての「対面座位」。
私があぐらをかき、彼女がその上に乗る形です。
「えっ?」
彼女は少し驚いた様子。
いつもの騎乗位を想像していたようでした。
彼女にとっては初体験。
「こうやって動くんだよ」
そう伝えると、彼女の腰は自然に動き始めました。
ほどなくして――
「あっ……イキそう……イ、イクッ」
彼女は先に絶頂を迎えました。
同時に、彼女の体重が私の腕にかかります。
イクと、完全に力が抜けてしまうのですね。
結局、私はイかないまま。
本来なら二回戦に突入するところですが、彼女は風邪気味。
この日は一回戦で終了、となりました。
見える光景の違い ― 征服する者、される者 ―
私が征服欲や支配欲を満たされるのは、
彼女に挿入し、上からその様子を眺めているとき。
そんな話をすると、彼女は興味深そうに耳を傾けます。
セックス中に見えている光景は、男と女ではまったく違います。
正常位では、
男は上から見下ろし、女は下から見上げる。
私は、ゆっくりと彼女に入り、奥まで届いた瞬間が好きです。
そのとき、彼女はとても幸せそうな表情を浮かべています。
彼女の体をしっかりとホールドし、
すべてを包み込んだような感覚に、私は酔いしれます。
彼女は、征服される側。
合体したあと、すぐに動かないのも、
そんな心理が影響しているのかもしれません。
駅へ
この日は、いつもより早めに帰路につきました。
ベッドの上では布団をかけたまま、しばらく裸で過ごしていました。
彼女の体調が気になり、
「帰ろうか?」
と聞くと、彼女も
「うん」と頷きます。
いつもは、時間いっぱいまでくっついていたいのに、
早めに帰るのは、初めてでした。
「今日は、ちゃんと風邪治せよ。
俺、責任感じちゃうからさ」
彼女は微笑みながら、
「分かった。大丈夫」
コロナ禍で途絶え、今年再開したデート。
思いやりを感じながら過ごした、今年最後のひとときでした。

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