セルフプレジャー

セルフプレジャーは自分自身の身体と向き合い、心地よさを探求する行為です。

要するに、自慰行為、オナニーです。

男女とも必要な行為とされています。

特に男は、精子を出して快楽を得る生き物。

セックスの相手がいればいるほど、放出する準備のためには大切な行為といえます。

セックスのとき

もしかしたら、個人差があるのかもしれません。

私のことを話します。

若い頃は、ほとばしる性欲を持ち、毎日がオナニーの連続でした。

オナニーの合間に、女性とエッチするイメージでしょうか。

でも、歳を取ると、そうはいきません。

精子を送り出すための括約筋の機能が衰えて、訓練をおこたると精子を出しにくくなります。

66歳になった今。

私は、彼女とのセックスのため、時々、オナニーをしています。

セックスのために、腕や腹筋を鍛えることも大切ですが、ペニス周辺を鍛える必要があります。

かつてのデートで

あれは50代のある日のこと。

私は彼女に挿入しました。

付き合いが途絶えていたので、久しぶりのセックスです。

一年ぶりくらいでしょうか。

付き合いが途絶えている間は、仕事三昧でオナニーをする気もおきませんでした。

私のモノは完全に尿の排泄器官になっています。

挿入して、腰を振っても、射精することはできません。

ペニスに、あの脈を打つような動きがあらわれないのです。

彼女は理解してくれました。

「ごめ~ん」と謝る私。

「良いよぉ」と彼女は言ってくれます。

彼女の語気は、かなり弱いもの。

やはり自分の中で射精してもらえないのは物足りないようです。

「今度、練習してくるね」

「えっ、そんなの良いよぉ」と彼女。

どうやら、他の人と練習すると勘違いしたみたいです。

セックスは彼女としかしていないんですけどね。

それから私のオナニー生活が始まります。

彼女とのセックスを妄想してペニスをしごきます。

それも過度にペニスに刺激を与えないように。

強い刺激に慣れると、女性の膣では感じず、遅漏につながるみたいです。

次のデートで

それから一か月後。

オナニーで射精をくりかえし練習してきました。

いつものように彼女を愛撫していると、彼女の息が絶え絶えになってきました。

いよいよ、挿入です。

深く挿入して、上から見る彼女の姿に、私の支配欲は満たされます。

そして、一定のテンポでゆっくり腰を動かし続けます。

すると、彼女は「あっ、ああ~っ」と言いながら果ててしまいました。

今度は私の番です。

ピストン運動に拍車をかけます。

ラストスパートです。

「こいつの中でイク! 精子を注ぎ込みたい!」

その一心です。

彼女の中をピストン運動しているうちに、私の下腹部に快感がたまり始めます。

我慢しきれず、彼女に告げます。

「うっ、イクよ。うっ…、イクッ!」

私のペニスに、ドクドクッという筋肉の収縮が何度か訪れます。

彼女の奥深く押し入ったペニスを、更に奥に押し付けます。

ペニスの何度かの収縮の度に彼女の中に精液を出し続け、最後はすべての精液を出し切りました。

中年以降の男のオナニー

若い頃は筋肉の衰えは感じません。

でも、中年以降は少なくとも衰えは感じるはずです。

ペニスの筋肉も同じです。

ジムで筋肉を鍛えるのと同じで、男はペニス周りの筋肉を鍛えていくことが必要です。

女性も自己愛のためにセルフプレジャーは大切だといわれます。

男の場合は、違った意味でセルフプレジャーは大切な行為です。

私はオナニーを時々することで、ペニス周りの筋肉を鍛えています。

それが66歳の私がセックスライフを楽しめている秘訣です。

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