駅で待ち合わせてホテルへ向かう。
私たちのいつものパターンです。
待ち合わせ
ブル、ブル、ブルル…。
私のスマホがふるえ、彼女からメールが来たことを知らせます。
「駅に着いたよ。そっちに向かうね」
私が待っているのは駅構内の本屋さん。
私は待っているのがもどかしく、彼女の来る改札へと向かいます。
彼女は私を見つけると、ニッコリと笑います。
前回のデートから2週間たっていないのですが、「お久しぶり」。
ふたりでふざけ合います。
ホテルへの道すがら
いつものようにメールでのやり取りや近況報告をし合います。
ホテルの入り口の脇に駐車場があります。
その駐車場を見て、お互いに目を合わせます。
「車が多い!」
正月の3が日明けは、ホテル利用客が多いとのこと。どこかで読んだ記憶があります。
「お部屋、あるかなぁ」
心配したふたり。
ホテル内のパネルを見て「あった!」
ガッツポーズでもしそうな勢いです。
一部屋空いていました。
「〇〇故障中」のテープが張ってありましたが、そんなことは目に入りません。
パネルのボタンを押して、受付でカギを受け取りました。
お部屋で
カギを受け取り、お部屋へ。
結構、暖房が効いています。暑いくらいです。
私がお風呂にお湯を入れて、彼女は冷蔵庫から無料のペットボトルを取り出します。
まずは、いろんな事の作戦会議です。
毎日、メールを交わしていますが、口頭でしか話し合えないこともあります。
今日の議題は「梅見の待ち合わせ場所」と「ふたりの現実の生活」です。
梅は2~3月。
今から15年前、付き合い始めた頃に行った懐かしの場所です。
待ち合わせ場所が決まった後、ふたりの歴史の話に花が咲きます。
「あそこ行ったね」とか「お昼のお弁当を作ってきてくれたよね」とか話がつきません。
かなり前のことなので、間違えて覚えていたこともかなりありました。
そして、ふたりの現実の生活。
私の話は「離婚するしない問題」でお話ししたとおりです。
…ふと、時計を見ると2時間たっていました。
「まあ、今日はこのままお話しだけで終わってもいいか」と思った私は、
「どうする?お風呂」と聞いてみました。
彼女は「入る!」と言い切ります。
ベッドインを期待していたんでしょうね。
「〇〇故障中」の意味
湯船にふたりでつかった後、そそくさとベッドへ。
「ん?」BGMの音が出ません。
いつもは彼女の担当ですが、この日は私が最初に私が出たので、私が(仮)担当。
お風呂から出てきた彼女に、このことを告げました。
すると彼女。
「そういえば、パネルになんか貼ってあったわよね。
このことじゃない?」
そうです。このことだったのです。…たぶん。
だから、最後まで残っていたんですね。
でも、残っていただけでもラッキーです。
本日のメインイベント
彼女がベッドにもぐりこんできます。
私がくちびるに軽いキスをします。
いつもは丹念に時間をかけてフェザータッチをしていきますが、時間があまりありません。
乳房をいきなり愛撫。
いつもとは違う手順に、彼女は意外性を感じたのかもしれません。
かなり甘い嗚咽をもらします。
その声を聞いて、私も興奮気味です。
一応、体全体へのフェザータッチはしましたが、かなりショートカットでした。
短時間でクリ愛撫に移ります。
彼女の真珠をチューチュー吸うと、彼女の声は高くあがります。
舌で舐めあげ、くちびるでチューチュー。
この攻撃をしていると、私の視界の上の方で、彼女がのけぞっている姿とシーツをつかむ手が見えます。
「今日はいつもより感度がいい」
そう確信した私は、さらにクリ愛撫を続けます。
頃合いをみて、69(シックスナイン)に移りました。
彼女の口部分に私のモノがいくように位置を確認します。
確認したあと、彼女のクリと入り口を攻撃します。
この時も、私が上、彼女が下の69です。
彼女の口撃は最高。ますます熟練してきています。
私もこらえきれず、彼女への攻撃はストップして、うめき声を出してしまいます。
「ウゥッ!」
私も負けじと反撃開始です。
ふと、彼女の口撃が止みました。
その代わりに、彼女の声が大きくなります。
「もしかしたら、勝てるかもしれない」
私の執拗な攻撃はつづきます。
「イッ、イッちゃう」彼女の降参に近い声です。
私は同じ攻撃を続けます。
ここで攻撃を強めてはいけません。本で読んだことがあります。
ひたすら同じ攻撃をしていると、
「あっ、イク、イクぅ!」
彼女の降参の声です。
でも、まだ私が
あれ?私はまだイッテいません。
彼女は息も絶え絶えです。
私が上に乗って「入れるヨ」と聞くと、
彼女は「わかった」とうなずきます。
このままでも十分挿入はできますが、念のために潤滑剤。
私が腰を彼女に落とすと、
「あっ、アハーン」なまめかしい声です。
最初はゆっくりしたピストン運動です。
でも、私も69で彼女の口撃をかなり受けています。
ムスコも敏感になっています。
つい夢中になって腰を振りつづけます。
私のムスコに彼女蜜壺がまとわりつきます。
下半身にムズムズした感覚が集まりはじめ、射精の予感がしてきます。
「イクよ。
うっ、イク!」
彼女の中に大放出です。
ぐったりする私。
私の体重を受けとめながら、彼女は私の頭をなでてくれます。
静寂の時です。
5年若返った
ふたり同じ掛布団の中。
ふと彼女。
「5年は若返ったじゃない」
「ん?俺?」
「そう」
「激しかったっていうこと?」
「そう。激しかった」甘い声です。
お互いに競い合うようにむさぼった前技の攻撃合戦。
前技で勝って、本番では負ける。
私が勝ったと思いましたが、それは前技の話。
結局は、本番で良い思いをした彼女の勝ちかもしれません。
彼女は、たまにする激しい本番が好きみたいです。
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