ケンカ後の帰り道~明日香旅行

私と恵は、お互いに意地っ張りです。

意地を張ることができるほど仲が良かったということです。

でも、「ごめんなさい」の一言がいえなくてケンカ別れしたことも、たくさんありました。

ケンカ後の帰り道

明日香でケンカして東京に向かう時の気持ち。

今でも忘れはしません。

「もうこの付き合いはやめよう。
 東京に帰って妻と月2くらいはドライブしよう。
 そのほうが家庭にとっても良いし、自分にとっても楽だ。」

そう思いながら帰京しました。

現実の世界

でも、いざ妻と会話を交わすとその気持ちも失せてしまいました。

会話をしても言葉のキャッチボールができません。

日常会話がスムーズにできず、ストレスばかりが蓄積されていきます。

話のキャッチボールをしようとしても、すぐに「なにが?」って聞き返されてしまう。

私もイラついて「今、〇〇について話してたでしょ!」と強い口調で話してしまいます。

結婚前は、とぼけた感じが可愛らしく、話を盛り上げようとあえてしているように見えました。

でも、それが本心からだと気づいた時には後の祭りです。

やはり恵に気持ちは戻ってしまいます。

現実の生活を維持できたのは、恵がいたから気持ちを逃がせていたんだと思います。

もし、恵がいなかったら、私はどういう道をたどっていたんだろう。

このまま我慢していた?

他の誰かをさがしてた?

それとも離婚してた?

子どもへの責任があって離婚に踏み切れなかったのだけれど、

本当は離婚していた方が良かったのかもしれません。

いずれにしても、事あるごとに気持ちは揺らいでいくのでした。

コメント

  1. 通りすがり より:

    喧嘩するほど仲が良い、と言われます。
    私は彼と喧嘩したことがありません。
    腹が立つこともありません。
    今の彼女さんとは喧嘩をしますか?

    私は夫には一方的に怒ります。
    夫は私が何に怒っているのかがわかりません。理解しようとしません。一方通行は解決になりません。解決しないまま曖昧に日が経ち、今に至ります。

    • yumeomiyo yumeomiyo より:

      コメントは無事に到着しています。
      いつもありがとうございます。

      通りすがりさんと同じで、今の彼女とはケンカはしません。
      そして、腹も立ちません。
      相性が良いのかもしれませんね。もしかしたら、年齢を重ねて、私が丸くなったせいもあるかもしれません。

      配偶者とはすれ違うので、もはやケンカにもなりませんね。
      前は言い返していたのですが、完全にスルー状態です。
      このまま老いていくのかと思うと、少しやるせない気持ちになります。

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