「異説」男女の友情は成り立つのか?

先日、「男女の友情は成り立つのか?」というテーマで、私と彼女の「私たちの答え」を書きました。

結論はふたりとも同じ。

「男女の友情は成立しない」

理由は単純です。

「そんなつもりがなくても、そういう空気になれば結局そうなってしまう。だから駄目なんだよね」

「身体が反応してしまうなら、できてしまうなら、それはもうアウトでしょう」

かなり率直な結論ですが、私たちの実感としては一番しっくりきています。


一方の声:「男女の友情は成立する」

ところがSNSなどでは、「男女の友情は成立する」という意見が意外と多い。
その中でも、おもしろいと思ったふたつの考え方を紹介します。


1つ目の意見

一定期間“何も起きなければ”友情は成立する

これは「お互いを性の対象として見なければ友情が保たれる」という考え方です。

ただ、この関係はまるで風に揺れるやじろべえのように不安定。

強い自制心を前提にしています。

108つもの煩悩を抱えて生きている私たちからすると、ちょっと受け入れ難い理屈かもしれません。


2つ目の意見

むしろ一度セックスしたほうが友達になれる

これはかなり異色の視点です。

セックスはもっとも無防備で弱い自分をさらけ出す行為。

だからこそ、遠慮がなくなって本当の意味での友達になれる、といった論理です。

「弱いところ、ダメなところを知ってもなお、関係が続くのが友だち」という定義に当てはめれば、たしかに成立しそうにも思えます。

関係を持ったからといって友情が壊れるとは限らない、と。

ただしこれは、
男女双方が非常にドライで、感情を切り離せるタイプであることが前提。

私たちのようにすぐに情が移り、相手に恋愛的な意味を見出してしまうタイプには難しい関係です。


結論

「健康な男女が、そういう雰囲気になっても“がまんしてがまんして”なんて…それこそ不健全じゃない?」

私たちはそう考えています。

恋愛の匂いが少しでもすれば、友情はあっという間に「友情ごっこ」に変わり、
相手を“ただの友達”として認識するのは難しくなります。

いろいろな考え方はあって当然ですが、
現実的な結論としては、

男女の友情は、ほぼ不成立。

……私たちは、そういう答えに落ち着いています。

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